知の現場 久恒啓一監修 知的生産の技術研究会編

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知の現場 もくじ

見事にちりばめられた知の見本市——はじめに

第1章 書斎派の人々

常に問題解決型思考で臨む
日本総合研究所会長・多摩大学学長 寺島実郎
問題意識は不条理を跳ね返すところから/関心と好奇心の広がり/大功は緩にあり、機会は急にあり/問題解決には仮説的思考が重要/「知的生産」とは問題解決
1冊のノートさえあれば情報の整理ができる
作家 奥野宣之
文をまとめる力がつく/地方のライターでもベストセラーを/1冊にまとめるというのは目からウロコ/タイトルを考える/あらゆるジャンルで使える本を書く/業界紙記者から専業のライターに/1日のノルマは5000字/いろんな編集者と付き合う/お宝は特製本/雑学的に読む/手作りの知の現場/アイデアが出てくるときと気分転換/今後、書いていきたいもの
知とはイーグル・アイで考え、人と会って話を聞く
作家 北 康利
白洲次郎と正子に思い至り/イーグル・アイで考える/世の人々にパワーを与えた坂本竜馬/心に届かなければ/社会性の伴う繁栄の継続を/白洲次郎が考えた日本の再興/知を磨き、自ら行動せよ!/人とのコミュニケーションとリスク管理/「継続」は人間力の所産/若者の頑張りに期待/記録や情報の空白に出会ったら/【付記】三つの小物に込められた思い
小論文指導こそ我が基本
多摩大学教授 樋口裕一
『「頭がいい人、悪い人の話し方』の誕生/テーマは元素表みたいに作る/「型」のルーツ/「観察」と「データベース」/記号として覚える/長時間仕事をしても飽きないコツ/執筆が早い理由/天才とは「テクニック」を使いこなせる人/翻訳のススメ/自分の頭で考える方法
現代ピラミッドの建設を提唱する
株式会社武者リサーチ代表取締役 武者陵司
目を開かされたアメリカの存在/抜群の情報源!「ウォール・ストリート・ジャーナル」/一国経済学ではグローバル世界は見えない/金融危機は繁栄の一過程/40億人の英語世界の視点で考える/雇用を実現する現代ピラミッドの建設
宇宙を構想して身の丈で生きる
都市プロデューサー 望月照彦
構想博物館とは/知の怪人二十面相/四人の師匠/アイデアが立ち上がってくる/情報の海の中で結晶を作る/「整理術」より「ばらまく技術」/コンセプト作りより大切なこと/より良く生きる/まちづくりへの想い

第2章 フィールド派の人々

温泉で心と体を治し、「温泉学」の確立を目指す
札幌国際大学教授 松田忠徳
勉強するな、早く寝ろ/モンゴル学から温泉学教授へ/機内での読書とフィールドワーク/世界の温泉には医者が常駐/温泉文化は神道につながる/温泉で本当に癒されていますか/本当の温泉は「眠くなります」/西川義方と温泉医学/最後は日本温泉史編纂
鉄道と二宮尊徳が「知」の原点
作家 野村正樹
「知」とは「清く正しく美しく」の追求/アイデアは散歩、酒場、現場、鉄道から/鉄道好きは後天性ではなくDNAだ!/鉄道には「水平目線」と「f分の1」がある/二宮尊徳は時間活用術の先達/50歳、作家一本でいこう!
【お詫びと訂正】
P96、3行目からの文章に対して、最相葉月様より、「私の発言ではありません。どなたかの発言と取り違えられているのでは?」というご指摘をいただき、ご本人に再度確認したところ、最相葉月様のおっしゃるとおりであることが判明いたしましたので、ここに深くお詫びし、訂正文を掲載いたします。最相葉月様には大変ご迷惑をお掛けし、まことに申し訳ございませんでした。なにとぞお許しくださいますよう、伏してお願い申し上げます。

つきましては、次のように訂正させていただきます。

【誤】
それから、作家・最相葉月さんから聞いた話ですが、鉄道には一つの「 “f分の1”ゆらぎ」があるそうです。

(以下変更なし)あの走っているときのカタコンカタコンという音ですが、

【正】
それから「 “f分の1”ゆらぎ」という言葉がありますが、鉄道にはそれがあるそうです。

(以下変更なし)あの走っているときのカタコンカタコンという音ですが、

訂正箇所は以上です。最相葉月様及び関係者の皆様には、心よりお詫び申し上げます。
今後ともなにとぞよろしくお願い致します。
実体験が「知の源泉」
IT教授 久保田達也
本物に触れているときが知の現場/本物に触れる行動が大切/情報整理術の最善策は捨てること/書店の独創的活用術/イルカとクジラへの飽くなき興味/国際イルカ・クジラ会議でスピーチ/人生の転換期・新宿騒乱事件と、今の若者に思うこと/日本人1億人をアイデアマンにしたい/旧世代とIT世代間のギャップ/インターネットは概念である/これから取り組みたいこと
「現場の知」を創造する
多摩大学教授 久恒啓一
図解という独自の方法論を開発/考える力は図解をすれば身につく/外的世界の拡大は内的世界を深化させる/自分だけの現場を掘り進めよ/「集中」、そして「継続」/二つのライフワーク/最先端機器とは、外的世界の拡大のツールである/無理な仕事を引き受けることが時間管理の達人への道/「現場の知」
領域を超え、大きな流れにつながる
久米繊維工業株式会社代表取締役 久米信行
仏教と二人の師との出会い/ネットならではの縁の広がり/メルマガは縁をつなぐ「細くて赤い糸」/アウトプットすることでインプットする/想定外の領域で考える/それぞれの道を極める/周縁での社会的知的生産の醍醐味
世界中に手作りおもちゃ教室を広げる
百三歳児・教育学者・しいのみ学園園長 昇地三郎
パスポートが知の現場そのもの/禍い転じて福となす/人生は脱却の繰り返し/無垢な状態で教育すれば立派な人間になる/まずは「予見の原理」で教育する/人間を医学と心理の両面から見る/ひと口30回噛んで脳の若さを保つ/1日でもさぼったら自分にすまん/手作りおもちゃ親子教室を世界で/【付記・近況と今後の目標】
「世界を書斎に」リベラルな国際活動を目指す
作家 小中陽太郎
懐かしい少年時代の上海と実存主義論争/人生を変えた伊勢湾台風と米水兵脱走事件/小田実や同志とのネットワーク構築/自分の思いとルポを考えながら書く/記録の整理はいろいろ工夫する/若い人へ性急に自立を求めない
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知の現場
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第3章 出会い派の人々

イノベーションを生み出すための仕事術
グリーンホールディングス株式会社代表取締役社長 小山龍介
シリコンバレーの仕事術を紹介したい/ライフハックという言葉の誕生/速報と分析をバランスよく織り交ぜた情報収集/気になるものはどんどんストックする/環境を変えてアイデアを引き出す/アイデアは組み合わせ/まとめずに、まずは書き連ねる/大切なのは読んだ人へのインパクト/テーマはデザイン/知的生産は人と人の関係性から生まれる/日本独自の方法を提示したい
知識よりもアウトプット力
公認会計士 望月 実
時間が欲しい/真のクライアントに会う/どんどん集めてどんどん捨てる/現場で理由を確かめる/時間をかけて考える/人と人とのゆるい結び付き/歌詞が文章の先生/一気に書く/文章も見た目が大事/アウトプットの仕方を伝えていきたい
Moso力で社会起業家的プロジェクトを
日系商社米国代表駐在員 松山真之助
影響を受けたのは社会起業家を支援するお二人/アメリカでつくった消防士のカレンダー/誰かの役に立つ社会起業家的妄想の素晴らしさ/イノベーションにはMQが必要だ!/今の私があるのはメルマガのおかげ/MQを広め、社会を善きものに/【付記・松山真之助先生の故郷を訪ねて】
「オンリーワン人生」を楽しむ
弁護士 舛井一仁
知の源泉は「人」にあり/本を出すことの戦略的意味/時間活用や情報整理のツールなど/「50歳一旦定年」で再び学ぶ社会/「オンリーワン」のキャリアアップ戦略

第4章 場所を選ばない人々

自然体で、高いレベルのアウトプットを生み出す
公認会計士 山田真哉
広報活動が本の執筆につながった/タイトルにこだわる/情報は、量が質を凌駕する/ルールは最小限にする/本の企画はアウトプットを重視/ツールにしばられない/まとまったものしかアウトプットしない/文章が嫌われないこと/至るところが「知の現場」/老子に学んだストレスを溜めない生き方/知的生産は敵?/世界を観察し合わせて生きる
優れたデータベースシステムから優れた企画を生み出す
マーケティング・プランナー 原尻淳一
鶴見良行先生の仕事術に衝撃/鶴見先生の方法をWEB2.0に変換する/ハニカム・データベースシステムとは/容れ物があれば材料は集まる/構想段階は風呂敷を全部広げる/知的生産の基地で一気に仕上げる/表現者であることを意識/ソーシャル・ナレッジとしての進化を/戦争論ではないソーシャルマーケティングを作りたい
落語に知の究極を見る
公認会計士 田中靖浩
アイデアは天から降ってくるもの/情報を少なくして知を鍛える/落語から知の究極を学んだ/自分に負荷をかけ、失敗に強くなる/二人の師から受け継いだこと
暴れる「情」を「知」で抑える
ブロガー・プログラマー・投資家 小飼 弾
発想は出た端から忘れる/何が同じなのかを発想する/感覚に素直になる/成功は定義できない、失敗こそおいしい/天才というのはあきらめが悪い人/一番謎なのは自分自身/考えることを仕事とみなす/悟った気にならない/「知の人」ではなく「情の人」

おわりに

取材者一覧

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